理念があってもなくても医院は運営できるんじゃない。
そう思いませんか?
理念がなくても医院運営はできてしまいます。理念がなくても患者さんが多く集まる医院もたくさんあります。
なのに、なぜ理念経営がいるって言われているのでしょうか?
増患・集患についてお伝えします
(why)あなたはなぜ医院を開業したのですか?
そもそも会社(医院)を創るということは、社会の困りごとを解決したいから。あるいは社会に新しい価値を提供したいからのはず。
であれば、「私たちは医院や医療を通してどのような社会を実現させたいのか?」院長のそんな想いが医院理念です。
「地域医療に貢献します。」
医院のWEBサイトを見ていると、このように同じ文言をたくさん見ます。「理念って言われても、特別なものはないからな~。」そんな声もよく聞きます。でも、理念って、他院と比べて違うものじゃないといけないのでしょうか?ありきたりの内容じゃダメなんでしょうか?
大切なのは珍しさではなく、その使命ともいえる医院理念がどれだけ院長の中で本物か?に尽きると思います。院長の中にある「想い」は本物ですか?
理由①ファン患者の増患
もちろん、利益追求だけで医院運営をしているわけではありません。人間性や社会性を無視して組織を発展させることは難しいでしょう。
本物の理念を追求すること。クロネコヤマトの「サービスが先、利益は後」という信条にもあるように、理念に基づく社会貢献があって、その後に利益がついてきます。
理念…院長の想い・医院の想いに共感した患者がファンになり、そんなファン患者さんが口コミで紹介を広げてくれるのです。
理由②チームの方向性と一体感
あなたのチームには目的や目標ががありますか?
チームがチームとして機能するためには目的が必要です。理念がチームに浸透したとき、本当に意味でチームに目的が生まれます。理念の実現(目的)とは果てしない活動でもあります。
そのために常に医院・医療・サービスを向上させないといけません。理念経営とは、チームを作り、医院を向上させ続けるのです。
その結果…継続性と好業績
理念がなくても患者さんは集まる。それは事実です。しかし、理由①ファン患者の増加、理由②チームが一丸になる、それらの結果、継続性・収益性の基盤が強固になるのも事実です。
(帝国データバンク)2008年に実施した調査によると、明治末年以前に創業した老舗企業の77.6%は「家訓、社訓、社是、経営理念、信条」を持っている。その役割としては「共通価値観の醸成」「基本的な経営指針」「精神面での支柱」などがあげられる。
(日本政策金融公庫)2015年に実施した調査「中小企業による経営危機への対応と持続的な競争優位獲得への取り組み」によると、利益率が高い企業は、低い企業に比べて「経営理念が従業員に浸透している」と回答している割合が高い。
これらが理念経営を進めるべき理由です。
ただ、それ以上に、使命(医院理念)を持つと、仕事が楽しくなります。仕事が志事になり、毎日がやりがいに満ちます。日々の仕事時間ががこんなに楽しいと人生もハッピーになります。
ぜひ理念経営を進めていきましょう!
どんなことでもお気軽にご相談ください!
~想い~関わる人がその人らしく輝き、そんな人と人が思いやりで繋がる 社会を作りたい。そんな日本を子どもたちに贈りたい。医療業界だからこそ、そんな社会づくりをリードできると思っています。まずは自分自身がどう生きるか。 for youという価値観を大切に、院長以上に医院を想う!をモットーに日本中を走り回ります