当社の概要とアクセスについてご案内いたします。
名称 | インクメディカルコンサルティング |
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代表者 | 来丸 貴志 |
住所 | 〒593-8302 大阪府堺市西区北条町2丁21-34-2 |
電話番号 | 電話:072-228-0154 / FAX:072-320-5045 |
設立 | 2005年4月 |
主なサービス | 経営コンサルティング(医院経営専門) |
人と組織の専門家。
基盤となる専門分野はコーチングと組織開発(OD)です。
1975年 大阪生まれ
大学卒業後、(株)関総研にてクリニックの財務・税務を学び、
(株)船井総合研究所へ転職。
増患・集患に必要なマーケティングをはじめ、
クリニック経営のノウハウをもって2005年独立。
子どもが大好きで、趣味は子どもと遊ぶこと。
院長以上に医院を想う、for you
その1)来丸貴志 コンサルタントを目指す
会社経営をしている父親の背中を見て育った私は、
幼い頃から「僕も社長になる!」と夢を抱いていました。
どんな業種・・・何の仕事・・・そんな事は一切考えず、
「社長になるには会社運営を学ぼう!」と、
大学卒業後、会計事務所を就職先に選びました。
しかし、既に運命の歯車は回っていたのでしょう。
何も考えずに就職したこの会計事務所は、医療機関を専門とした事務所だったのです。
在籍した4年間で、数百人の院長に出会い、医師としての使命とそれ以上の苦労を知りました。
医師として診療に集中したい。でも、いろいろな経営問題も抱えている。
院長がマネジメントやマーケティングを進めることの難しさをヒシヒシと感じました。
反面、医療業界には、質の高い経営ノウハウが少ないのも現状です。
このような現状を目の当たりにして、
医療業界には、質の高い経営コンサルタントが必要だと、
私はこの時に将来の道を決意しました。
その2)転職:インクメディカルの土台
就職から4年後、私は自身で描くキャリアプラン通り、
会計事務所を退職し、次の職場を㈱船井総合研究所へ移しました。
ここでは医療経営のマーケティングを担当しました。
さすが大手のコンサルティング会社だけあり、様々な業界の経営ノウハウが学べます。
今まで、医院経営の世界だけを見てきた私にとって、
他業種の経営レベルの高さにビックリしたのを今でも覚えています。
今まで見てきた医療経営コンサルタントは、
このような方がほとんどでした。
経営の本質を見ている人は一握りだと気づきました。
だからこそ本質を見る目を養い、本物を目指そうと思いました。
その3)インクメディカルの設立
船井総研在職中に、不幸な出来事があり、私は、父子家庭となってしまいました。
息子は当時1歳半でした。
私は、悩んだ挙句、このタイミングで独立する事にしました。
準備不足の中、2005年インクメディカルコンサルティングは生まれました。
しかし、カネなし、コネなし状態だったため、本当に苦労しました。
育児との両立にも悩まされました。
お問い合わせを頂いても子供の入院でキャンセルせざるを得ない事もありました。
でも、「院長以上に医院のことを考える」をモットーに、全力で仕事に取り組んでいると、
いつしか、多くの、そして本当に良いご縁に恵まれるようになりました。
たくさんの心ある院長先生に育てて頂きました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この感謝の気持ちを忘れず、もっともっと全国の困っている
院長・スタッフのために走り回ろうと思います。
インクメディカルコンサルティングは、関わる人の笑顔を増やすために
これからも活動していきます。どうぞよろしくお願いします。
僕の1日24時間を、ずっと人のために使えたら最高。僕の1年365日、ずっと人の幸せのために考え続けられたら最高。
仕事だから「for you」ではなく、生き方として「for you」でありたい。人のためにみんな頑張っています。
でも、自分の都合と他者の都合がバッティングした時、自分の都合を優先してしまう人がほとんどなのかもしれません。そんな時に、他者の都合を優先できる自分でありたい。それでその人が輝くのなら、自分の都合なんて後回しでも良い。
そのために、お金がかかっても良い。自分の時間を無駄にしても良い。自分の労力をいくら費やしても良い。人が欲として固執する「お金・時間・労力」をどれだけ手放せるか。それがfor youであり、徳を積むことだと思います。
医院のリーダーである経営者こそ、for youであってほしいと思います。
だって、自分のためしか考えないリーダーに魅力はないから。そんな人についてくる人は少ないものです。自分以外のもののために動ける人こそ、人を惹き付けるのだと思います。
皆でそんなリーダーを目指しませんか?僕は、毎日が「for you」と「for me」の葛藤です(笑)
ぜひ一緒に刺激しあいながら「for you」を目指しましょう。
「来丸くん、今のは「for me」だよね?」「先生、その考え「for you」で素敵です。」
こんな会話ができる関係になれると素晴らしいですよね。
私は「笑顔が溢れる医院を日本中に増やしたい」と思っています。そのために、目の前の人を輝かすという強い決意を持って人と接しています。
人と人の関係性には「鏡の法則」というものが成り立っています。私は、日本中の医院でスタッフ面談を行っています。
昔々…まだ僕が青かった頃のお話。
それこそ、数百人・数千人というスタッフと面談をしているので、色んな方がいます。
その頃の私は、自分の価値観を押し付けるだけの人でした。
あまりやる気が見られないスタッフさんに「もっと成長しましょう!」と熱く語りました。一生懸命訴え続けた結果、「わたし、成長とか興味ありません」と言われました。
「この人ダメだ。」そう思った瞬間、2人の間の空気に亀裂が入りました。その人の可能性を諦めた時、その空気は相手に伝わったのです。残念ですが、関係が崩れてしまったために、僕にはその人を輝かせることはできませんでした。
目の前の人のそのままを受け入れる!これが僕の決意です。
関わる人を輝かせるために、その人が何を言おうが、僕を嫌おうが(笑)
僕はそれをそのまま受け入れるって決めました。そして、その人の成長を信じます。
これは、その事件以来一度もブレていません。どんな人でも絶対に成長するし輝ける!そのために、その人の全てを受け入れる。
毎日が修行かも(笑)
リーダーとして一緒に成長しましょう!
人と組織づくりの専門家として、最高のチームづくり、ファン患者さんが増えるクリニックづくりを支援。特に、人と人との関係性への働きかけ、学びに楽しさをもたらす研修で、クリニックを活性化することを得意とする。
専門:コーチング、組織開発(OD)、システム・コーチング
1980年 奈良生まれ
大学卒業後、専門商社で営業・営業事務の統括・経理・販促企画に従事。クリニックの事務長を経て現職。
その他、「クリニックばんぶう」連載、「診療所マネジメントEXPO」講演、一般企業向け「組織開発推進者(OD)養成講座」講師など。
仕事にワクワク感を−
組織に最高のチーム体験を−
人々に感動体験を−
その1)残念なジンザイ
社会人になってから3年間、営業に従事していました。受注して発注して納品するという作業をこなす日々。何のやりがいも感じることができませんでした。当時のわたしは「人在」といったところでしょうか。
本社に異動となり、先輩の背中を見ながら徐々に仕事に面白みを感じるようになりました。頼られたり認められたり、貢献感を感じつつ、先輩と一緒に「もっとこうしたら部門の仕事が良くなる、会社が良くなるにはどうしたらいいのか?」と夜遅くまで語り合ったことは鮮明に記憶しています。とても充実した日々でした。
一方で慣れや自信というものは恐ろしくもあります。
周囲から認められると、徐々に周囲への不満、特に上への不満が湧くようになってきました。「こうすべきなのになぜしないのか。」「上は何も考えていない。」といったように。この時期は、「人財」でもあり、同時に「人罪」でもあったように思います。
その2)転機:「やればいいじゃん」
6〜7年目を迎えた頃、外部からコンサルタントが入り、経営改革プロジェクトが立ち上がりました。先輩の口添えもあり、ラッキーなことに平社員から唯一私だけがメンバーとして参画させていただけることとなりました。緊張とともにワクワクが止まりません。
そんなある日、コンサルタントから食事に誘われたのですが、まさか、その日がわたしの転機となるとは・・・
一通り雑談が終わった頃に、その方が質問をひとこと
「徳永さんは、会社のことどう思ってるの?」
水を得た魚のように、話し続けました。「ここが問題だ。これはこうすべき、会社はこうすべき。営業本部はナニナニすべき。経理はナニナニすべき。」と自分の考えのありったけをその方にぶつけました。この人ならわかってくれるはず、と。
全て出し尽くした後に、返ってきた言葉が・・・
「へぇ、そうなんだ。じゃあ、やればいいじゃん」
この衝撃的なひと言がわたしの人生を変えることとなりました。
当時の私は、教科書で学んだ頭でっかちの机上論を振り翳していただけでした。現実の組織は矛盾だらけ、わかっていてもできないこと、人それぞれの立場の違いや思惑や感情などいろいろなものが絡み合っている、そんなことが見えていなかったのです。組織を良くするというのは、生き物を扱うこと。部門間の優先度の違い、そこで働く人のスキル、得意分野や苦手意識、何よりそこにいる人々の合理的とはいえないさまざまな感情、そもそも経営には「こうあるべきという」唯一の正解などないこと、そんなカオスを受け入れながら進むことが組織を良くするということだと。
同時に、どこにも組織をダメにしたい人はいない、誰もがそれぞれに「組織をより良くしたい!」という想いがあることも。そんなありたい姿に向けて、青臭い青写真と泥臭い現実の両方と向き合いながら覚悟を持って矛盾と共に進んでいくことが求められているということを、その一言から気づかされました。
そしてもう一つ。結局、自分は何もできないのに、他者への文句を言っているに過ぎなかったのです。非常に恥ずかしい思いでいっぱいでした。
人が問題行動を起こしたり、殻を破れないのは、自分が正しいと思い込んでいると同時に、自分の課題・問題に目を向ける勇気が少しだけ足りないからではないでしょうか。従来の「正しい言動に治す」スタイルのコンサルティングでは、人がなかなか変わらない要因がここにあると考えています。
漫画「SLAM DUNK」で日本一の強豪校 山王工業が敗退した時に、監督が選手に伝えた言葉があります。
「『負けたことがある』というのが いつか 大きな財産になる」
人罪経験をしてこれたこと、そこから人財経験までの道のりで得た働く上で大切なとや組織がより良くなるために必要なことが、わたしの財産だと今では思えるようになりました。この経験をもって、世の中でくすぶっている人罪や人在が、本来持っている持ち味を活かして周囲の人々と社会に貢献する、そんな豊かな人財となれるよう背中を押したいという願いでいます。
その3)チームの一体感・感動体験
もう一つ、今の私を形作っているお話をさせていただきます。
20代の頃、母校の中学バスケットボール部に時々教えに(遊びに)行っていました。
監督は素人で、決して強いとはいえないチームでした。ある日、県内でも上位の強豪校と対戦したのですが、歴然とした力差、圧倒的な身長差で予想通りの敗戦でした。
そして迎えた3年の最後の県大会。2回戦で再戦を迎えましたが、地力では明らかに相手の方が上にもかかわらず見事にリベンジを果たす結果となったのです。
試合中の両チーム雰囲気は明らかに対照的でした。
強豪校は、ミスをすると監督が叱り、普通に得点しただけではベンチからも何もリアクションがないのです。一方の後輩チームは、ちょっとしたプレーでもベンチ一丸となって喜び、盛り上がり、ミスをしても「ドンマイ、次!」と背中を押す、後押しされた選手は普段の力以上のスーパープレーを連発する、そのような明らかな差が見て取れました。
チームとして力を発揮するとはどういうことなのか、チームとして何かを成し遂げることの感動体験を仕事の世界でも体現したい、そんな想いが芽生えた瞬間でした。
その4)働く人がイキイキと輝くことで患者さんも笑顔になる
前職のクリニックでも、組織の混乱期を経て素晴らしいチームができました。
もちろん課題はゼロにはなりませんが、理念に共感し、患者さんのためにスタッフが持ち味を発揮しあい、助け合い、励まし合いながら、良質な医療と思いやりあふれる接遇を届ける。そんな医師やスタッフの想いに触れ、患者さんの心が動き、笑顔になり、その患者さんの笑顔がさらに社会に広がっていく。患者さんの笑顔が、医師やスタッフの心を動かし、さらなるやりがいにつながる。
スタッフとともに必死にがんばり、何かを成し遂げた時の感動は何事にも変え難い体験でした。そんなチームが日本中に広がることを願っています。
とはいえ、院長は大変です。院長が描くありたい姿への道のりは、楽しいことばかりではありません。院長以上に医院を想いながら、一緒に理想のクリニックづくりに向けて、伴走してまいります。
どんなことでもお気軽にご相談ください!
~想い~関わる人がその人らしく輝き、そんな人と人が思いやりで繋がる 社会を作りたい。そんな日本を子どもたちに贈りたい。医療業界だからこそ、そんな社会づくりをリードできると思っています。まずは自分自身がどう生きるか。 for youという価値観を大切に、院長以上に医院を想う!をモットーに日本中を走り回ります